足のニオイにお悩みの皆様こんにちは。ぺいたろうです。
仕事などで長時間働いていると、足元からモワッとくる足の臭い。
本当に不快ですよね。
自分だけが臭いの犠牲者になっているのであればいいですが、
他の人にも嗅がせていると思うと心から申し訳ないと思ってしまいます。
この記事では『足の臭い』の発生原因を突き詰め、足の臭い対策の概要を紹介していきます。
足の臭いが気になる
足の臭いについて興味深いアンケートがあります。2020年に大手医薬メーカが働いている500人に足の臭いに関する
アンケートを取りました。質問の1つ『自分の足の臭いが気になったことはあるか』という問いに対して76.8%の人が
「ある」と回答しています。4人いたら3人が今まで生きてきて足の臭いが気になったことがあるという結果になりま
した。
実際に足の臭いに悩んでいる人の意見は以下の通りです。
自分の足の臭いに吐き気を催すことがある。(41歳男性)
ランチや飲み会で靴を脱ぐときに躊躇ってしまう。(31歳女性)
安全靴が臭すぎて化学兵器になっている。(32歳男性)
それでは、なぜ足が臭くなるのか、その理由を説明します。
足の臭いは雑菌のせい!?
足が臭くなるのは「イソ吉草酸」という物質が原因でチーズや納豆が腐ったような不快感の高い臭いを発します。
「イソ吉草酸」は皮膚に住んでいる雑菌が足の皮脂や角質などを食べて分解することで発生します。
つまり、足の臭いがキツくなる原因としては雑菌の繁殖が大きな影響を与えていることが分かりますね。
では、なぜ体の部位で特に足は臭くなりやすいのでしょう。
それは足がほかの体のパーツより角質化しやすいことが挙げられます。角質化した皮膚は雑菌の繁殖を促進してしまう
ため、他の体のパーツより臭くなりやすい傾向にあります。さらに加えて働いている人は靴の中の環境が、雑菌増殖の
要素が揃っていしまいます。
要素①:皮脂
誤解している人が多いですが汗は基本的にそれ自体が臭いわけでなく、ほぼ無臭です。汗が臭くなるのは、先ほど説明したとおり雑菌が皮脂(汗・皮膚)を分解することで臭いを発生させるからです。ただ、足の裏は他の部位より汗腺が多いため常に雑菌へ栄養を送っている状態となり、臭くなりやすい環境だと言えます。
要素②:温度
靴の中を想像してみてください。人の平均体温が36.5℃ですので、靴の中もその程度の雰囲気温度になります。一方雑菌の繁殖温度は36~42℃程度と言われており、靴の中の環境が繁殖温度に適していることが分かります。
要素③:湿度
足に汗をかくと、靴の中の湿度が高くなります。人は一日でコップ一杯の汗を足から発生すると言われていますので、靴の中の湿度はほぼ100%近くになっているはずです。湿度が高いと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。特に働く人の大抵が通気性の悪い革靴、パンプス、安全靴などを履いていることから靴の中は高湿度が維持されてしまいます。
足が臭くなりやすい人の特徴
汗をかきやすい
夏と冬を比べて、どちらの足が臭いでしょうか?夏の方が臭いと思った方その通りで単純に汗をたくさん書いてしまうため、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
対策としては、数時間おきに靴下を交換するなとが挙げられます。
長時間通気性の悪い靴を履く
革靴、パンプス、安全靴といった通気性の悪い靴を履いていると、靴の中の温度、湿度が高いままになってしまいます。その結果足が臭くなりやすい環境を発生させています。対策としては、なるべく通気性の良い靴を履くことをおすすめします。
同じ靴を毎日履く
同じ靴を毎日履くと、靴の中を乾燥させる時間がないため常に雑菌がいる状態が維持されています。 対策としては、毎日同じ靴を履かない。一日の終わりに靴を乾燥させることを実施します。
このように足が臭くなりやすい習慣とその対策を書いてみましたが、実際に書いてある対策を実行しようとするのはかなり難儀なのではないでしょうか。
足の臭い対策グッズ
殺菌ソープ
足の匂いを落とすために、体を洗う際には特に足を念入りに洗っている人もいるかと思います。しかし、一般的なボディソープや石鹸では匂いの原因でもある雑菌を減らすことが出来ず、雑菌が足についたまま過ごすことになってしまいます。対策として殺菌効果がある『石鹸』や『足専用ソープ』を使うことで、雑菌を大幅に落とし、一日の汚れをリセット。翌日にはフレッシュな足で仕事に行くことができます。
消臭インソール
足の臭いを抑えるためには、インソールが大きな役割を持ちます。消臭インソールは通気性がよく設計されているため靴の中が蒸れにくく、インソールに消臭効果を付与した素材を用いることで、万が一臭いが発生しても消臭される仕組みになっています。
消臭粉・スプレー
消臭粉やスプレーは直接靴に噴霧して、においの元を断ち切る仕組みです。殺菌効果や消臭効果を持つ原料を噴射することで足の臭いを抑制する狙いがあります。
脱臭材
仕事が終わって、靴を脱いだ後靴をそのままにしてませんか。それは大きな間違いです。靴は足がなくても一日かいた汗を吸っているので高湿度はある程度維持を続けます。つまりは雑菌の存在も維持され続け、次の日朝から雑菌まみれの靴を履かなくてはいけません。
まとめ
足の臭いは多くの人を悩ませている問題だと思います。しかしなかなか対策を実行できなかった人も多いはずです。そこで、お家にあるモノでお金をかけずに足の臭い対策をする記事を書きましたので参考ください。